ガレージトーク
第4話 塗装の色合わせは職人の目
車の修理で、意外と知られていないのが「色を合わせる」という作業です。
同じ車種、同じカラー番号でも、実際の車を見ると少し違って見えることがあります。
車は年月とともに日差しを受け、少しずつ色の表情が変わっていくからです。
板金塗装では、決められた色をそのまま塗るわけではありません。
今の車の状態を見ながら、周りのパネルとのバランスを考えて色を調整します。
光の当たり方、塗装の艶、ボディライン。
細かな違いを見ながら、自然につながる仕上がりを目指します。
ポルシェでも、BMWでも、ボルボでも、車にはそれぞれの表情があります。
大切に乗られている車ほど、オーナー様は小さな違いにも気づかれます。
だから板金塗装は、ただ修理するだけではありません。
その車らしい美しさを取り戻す仕事でもあります。
プロズからひとこと
色を合わせることは、同じ色を作ることではなく、
その車に自然になじむ色を作ることです。
[2026/06/07]
